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媒介はマラリア原虫をもっているハマダラカです

ハマダラカは主に夕暮れから明け方に吸血します

マラリア原虫を媒介するハマダラカ

マラリア原虫を媒介するハマダラカ(出典:WHO/Stammers)

マラリアは、メスのハマダラカがマラリア原虫を媒介し、ヒトに感染します。
ヒトに感染するマラリア原虫は4種類(熱帯熱、三日熱、卵形、四日熱)存在し、もっとも危険と言われているのが、熱帯熱マラリア原虫です。世界のマラリア感染例の約半数、マラリアの死亡の約95%を引き起こし、脳症の原因となるのがこのタイプです。

マラリアは、急性熱性疾患です。免疫のないヒトでは、感染した蚊にさされてから、1週間以上たってから発症します。初期症状(発熱、頭痛、悪寒、嘔吐)は、軽く、マラリアと気づくのは困難です。発熱にとどまらず、脳症、急性腎不全、出血傾向、肝障害などの合併症が起き、死に至るケースが多発しています。熱帯熱マラリアは、24時間以内に治療しなければ重症化し、死亡することもあります。妊産婦やHIV感染者は、免疫力の低下からマラリアに感染すると重症化しやすく、また、栄養が行き届いてないアフリカの乳幼児なども特に重症化しやすいわけです。現在、有効なワクチンは開発されていないため、蚊帳や、殺虫剤などの予防法が重要視され、また、適切な早期診断と早期治療が必要とされています。

また、マラリアは「貧困の病」と呼ばれ、アフリカの経済成長を1.3%遅らせていると言われています。貧困家庭は、年収の25%をマラリアの予防・治療に費やし、政府の公衆衛生支出の40%を占めているとの統計もあります。貧困とマラリアは、相互に深くかかわっており、マラリアの感染は深刻な社会への悪循環を招いています。

More details:WHO Fact sheet (December 2014)

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